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★【飛騨の家具フェスティバル 出展リポート②】柏木工 余白生かした壁面収納でビジネススタイル提案

余白を生かし、浮遊感が漂う「SLIM(スリム)」のテレビボード
コンパクトでシンプルな「CONOMA(木の間)」による新たな提案

 柏木工は建材と家具の融合、壁面収納から始まるトータル提案を軸に、工務店などをターゲットにした新しいビジネス提案を展開した。
 「SLIM(スリム)」は、壁面固定の収納(テレビボード、デスク、シェルフ)の存在感を主張しないシンプルデザインと、壁面固定による浮遊感が特徴。収納らしさを見せない棚板が設えられたような佇まいは日本の水屋から着想を得ており「余白」を生かした基本構成になっている。「さまざまな壁面から想像して入っていくビジネスモデルを構築する」(商品開発室)と意気込む。
 合わせて、コンパクトな「CONOMA(木の間)」のダイニングとリビングも展示した。いずれも空間を広く使え、インテリアを選ばないプレーンなデザインが特徴。チェアはサイドチェアとラダーバック。ダイニングテーブルは、黒と白のメラニン化粧板を選べる。材はブナ。
 このほか発売20周年を迎えた「CIVIL(シビル)」に、カウンターチェアを加えた豊かな空間提案を行った。

発売20周年を迎えた「CIVIL(シビル)」の饒舌な空間

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