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★DX時代の即戦力 麻生建築&デザイン専門学校特集③ 最先端のデジタルが採用の決め手に 教務部副主任・稲吉 貴博さんが語るデザインコンセプトの魅力

稲吉 貴博さん

 プロダクトデザイン専攻は、3次元CADを学びつつ、造形的な授業を取り入れています。家具をはじめ、自動車、靴のデザインまで、卒業生は幅広い分野で活躍しています。
 本専攻は、3次元CADソフトの「CATIA(キャティア)」を使って学生はCAD技術を学習しています。新たに今年4月よりレクトラ社の「デザインコンセプト」を専門学校では初めて導入しました。立体的な家具に張る布や革を裁断するための展開ができるのは、デザインコンセプトならではの特徴です。家具に張る生地の量まで計算することができます。
 さらに、デザインコンセプトでデザイン・設計した家具を、モックアップベースで学内制作を可能にしたいという目標があります。学生たちの発想をアウトプットできる環境の充実を図るなど、家具業界の即戦力となる人材育成に力を入れています。特にデザインコンセプトを導入している、あるいはこれから導入しようという企業様にとっては、採用の決め手になると思っています。
 私たちは企業が求めている人材を育成するためのカリキュラムを組んで、学生たちの就職を全力でサポートしています。今年の4月からレクトラ・ジャパン様の協力をいただきながらデザインコンセプトによる授業を開始しており、今回の村尾さんの採用内定に関しても、就職支援として役に立ったと思います。
 今後は、デザインコンセプトで学生たちの作った作品が、広く世の中に知られるようになることにも力を入れていきたいと思っています。

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