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神奈川の木を有効活用した椅子と食器 フォレストボイスが横須賀の工房KONASOとコラボ

子供2人が腰掛けるのにちょうど良く、 大人もゆったりと座れる「波のラウンジチェア」
波のラウンジチェア(コナソチェア) ケヤキで作るセミオーダーのラウンジチェア。キャンプファイヤー支援者には草木染めクッションも(33万円)

 東京・深川で国産材を使った家具・雑貨を販売しているフォレストヴォイスは4月1日、神奈川県横須賀市の工房KONASO(コナソ)のケヤキの椅子など家具や食器の先行販売を開始する。
 クラウドファンディングサイトのCAMPFIRE(キャンプファイヤー)で「神奈川の森と椅子職人の匠の技を残したい」プロジェクトを立ち上げ、コナソの家具で支援を募る。6月1日から同店舗やECサイトでも販売する。
 オーダーメードの木製椅子などを作っているコナソ代表で職人の平井孝佳氏が神奈川県のケヤキやソメイヨシノで作った椅子や照明、木製プレートやスプーンなどを販売する。
 フォレストヴォイスによると、神奈川県内には、ケヤキの広葉樹が群生しているが、手入れされずに森や生態系に影響を及ぼし、全国の街路や公園に植樹されているソメイヨシノが伐採時に廃棄されているという。建築材としての活用も難しいため、高度な加工技術を持つ職人によって商品化するためのネットワーク「適材適匠(てきざいてきしょう)」の構築を進めている。
  同社は「地産地消プロジェクト」をキャンプファイヤーで立ち上げ、全国5カ所の地域材と地域の工房が作るスツール「森(きりん)/giraffe」で支援を募った取り組みと意匠が評価されて「ウッドデザイン2020(ライフスタイルデザイン部門)」を受賞した。 今回はそのプロジェクトの第2弾となる。取り扱いアイテムは写真参照。

 キャンプファイヤー  https://camp-fire.jp/projects/view/330107
 フォレストヴォイスECサイト https://www.forestvoice.jp/
 工房KONAKO紹介 https://www.youtube.com/watch?v=xjJopL2njQ8

波のスツール ケヤキのローチェア。手間暇をかけて丁寧に削りと磨きを加えたケヤキの力強く上品な木目が特徴(5万7000円)
生木のソメイヨシノのペンダント照明 生木を傘に使用したペンダント照明。ライトに照らし出された天然木の優しい質感と木目が目を引く(1万6000円)
ソメイヨシノの離乳食スプーンセット 離乳食スプーンセット。親と赤ちゃんが使うスプーンをセットにしている。利き腕に応じた湾曲にできる。安心して口にできるように亜麻仁油でコーティングしている(4000円)

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