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★新オフィス用家具コレクション アダル、来月から公表へ

アティックvol.8コレクションの商品イメージ

 業務用家具メーカーのアダル(福岡市博多区)は、コロナ禍での新しいオフィスに向けた商品「A.T.I.C(アティック)vol.8」コレクションを4月12日から特設ウェブサイトで公表すると発表した。
 同社によると新コレクションは、業務用家具で培った経験とアイデアを武器に、新しいオフィスの在り方を切り拓くクリエイターと、そこで働く人々の役に立つ家具を徹底的に問い続けた商品という。
 コンセプトは、近年オフィス設計のトレンドとなっている「ABW(Activity Based Working)」。ABWは、生産性の最大化を目的にワーカーの活動内容に合わせて、ふさわしい場を提供し、ワーカー自身が効率よく働ける場所や時間を自ら選択する働き方。
 この考え方がコロナ禍により注目され、オフィスを単なる作業の場と見なすのではなく、コミュニケーションを促進する場、ビジョンを共有する場など、オフィス空間としての価値や出社する目的がより重視される時代になっているとしているという。
 新コレクションの公開に当たり同社では、環境負荷低減、デジタル化促進を目的に業界に先駆けて紙カタログを廃止、特設ウエブサイトのみで商品リリースを行うとしている。
 商品リリースは3段階に分けて行われ、スケジュールは次の通り。
 第1弾=4月12日に新商品8シリーズをリリース▽第2弾=6月中旬にカジュアルミーティング、会議室に向けた商品▽第3弾=10月下旬に高集中、コワーク、リチャージのシーンに向けた商品の発表―を予定している。
 4月の第1弾では、コカ・コーラ、レクサス、良品計画などの家具・インテリアデザインを手掛けている「Stone Designs」と共同開発したモジュールソファをはじめ、オフィスのエントランス空間に向けた商品が予定されている。
 新コレクションのリリースに先駆け、同社ではこのほどプロモーションサイト(https://www.adal.co.jp/teaser_site/)を公開。ABWの考え方やビジュアルイメージを公開している。

アティックvol.8コレクションの商品イメージ
プロモーションサイトから㊤と㊨

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