ニュース2020.04.30
アジア地域に向けた日本紹介サイト「FUN! JAPAN」を運営するFun Japan Communications(東京都港区、藤井大輔社長)は4月30日、アジア4カ国の「FUN! JAPAN」利用者の日本製品の購買方法を公表した。
台湾の購買の特徴は①新光三越や大葉高島屋などの現地の日系店舗で購入②ECサイト利用③SNSや買い物代行サービス④訪日している友人や知人を通じた購入―など。人気のECサイトとして台湾版Amazonと言われるPChome(https://24h.pchome.com.tw/)を紹介している。その理由として24時間内の配送とコンビニ受け取りへの対応を挙げている。
香港はSHIBUYA109やイオン、SOGO、一田百貨(ヤタ・デパート)、759阿信屋(おしんや) など、日系の総合百貨店や日本の食材、衣料品を多くそろえたショップで日本製品を購入している。化粧品や薬などの需要も多く、ManningsやWatsonsといった大手ドラックストアチェーン店で買い求めている。
マレーシアは、イオン、伊勢丹、ダイソー、ユニクロなど大手百貨店や量販店が進出している。オンラインショップや買い物代行の利用も増えている。買い物代行業者の取り引きが多い商品としては、女性はバッグや化粧品、サプリメント、男性は「G-SHOCK」(カシオ計算機)など日本製の時計や釣具を挙げている。中古品の需要も高く、新品同様に信頼されているという。
ベトナムに進出している企業は2019年7月の時点で1848社に上り、イオンや高島屋などの総合百貨店をはじめ、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップなどの日系コンビニチェーン店も利用されている。首都ハノイの日本人街キムマーエリアにも日本の食料品や雑貨を扱う個人商店が多くある。日本商品に対しては、耐久性が優れている、多機能、安心安全、おしゃれ、などポジティブなイメージが強く、高級ブランドとして認知されているという。人気商品として化粧品や医薬品、サプリメントをはじめとする健康食品や、調味料、食品、粉ミルクなどのベビー用品、バイクや自動車、電子機器、家電を挙げている。
「FUN! JAPAN」は東南アジア、台湾、香港、インドに向けた日本紹介サイトで、アジア7カ国の現地スタッフが現地目線でのマーケティングをサポートすることをうたっている。日本の企業に対しては、インバウンド集客や海外展開の支援事業を行っている。同社によると「FUN! JAPAN」の月間ユニークユーザー数(UU)は270万人で会員数は117万人。Facebookのファンは467万人。
FUN! JAPAN https://www.fun-japan.jp/
アジア向けマーケティングサービスについて http://fj-com.co.jp/asia-biz/
香港と台湾向けの越境ECサービス https://fj-com.co.jp/landing/fjc-shopping-lp/
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