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★婚活ブームの火付け役、白河桃子氏がサンワカンパニー社外取締役に 多様性を重視、働き方改革など専門性発揮

 サンワカンパニーは4月14日、社外取締役にジャーナリストの白河桃子氏を迎える人事について臨時株主総会で承認されたことを伝えた。白河氏はライフキャリア、ワークライフバランス、ダイバーシティなどをテーマに執筆している。同社が社外役員に女性を迎えるのは初めて。
 山田太郎社長は「組織の多様化を進めていく中で参画いただいた」ことを理由として挙げた。白河氏の就任によって、同社の取締役会は社外比率が過半数となり「より透明性の高い運営ができるものと確信している」とコメントしている。
 白河氏は「明日何が起きるかわからない時代だからこそ、多様性という強みが重要になる。働き方改革、ダイバーシティ、事業承継など、私の専門分野の知見の全てを使い、株主を始めとする全てのステークホルダーのために企業価値の持続的な増大に貢献できればと願っている」とコメントを寄せている。

 しらかわ・とうこ 1961(昭和36)年、東京都生まれ。相模女子大特任教授、昭和女子大客員教授、ジャーナリスト。慶応義塾大学文学部を卒業後、住友商事、リーマンブラザースなどを経て執筆活動に入る。2008年中央大学教授の山田昌弘氏と『「婚活」時代』を上梓、婚活ブームの火付け役に。女性のライフキャリア、ワークライフバランス、少子化、働き方改革、ダイバーシティなどをテーマとする。講演、テレビ出演多数。2018年1月発売の「広辞苑 第7版」に「婚活」が掲載される。一億総活躍国民会議、働き方改革実現会議など政府の委員を歴任。

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