ニュース2026.09.05
アメリカの家を訪ねると、日本に比べて家族や人が集まる共有スペースに余裕があるな、と感じます。私がさらに素敵だなと思うのは、その「余裕」が家の中だけにとどまらないことです。多くの家では、裏庭やパティオも上手にリビングスペースの一部として使っています。
ソファやラウンジチェア、ダイニングテーブルを置き、照明を灯して、まるで屋外にもう一つのリビングルームを作るような感覚です。
私のアメリカ人の親戚の家にも、ホテルのラウンジかと思うほど立派なアウトドアスペースがあります。屋根のついた空間にはバーや冷蔵庫、テレビ、ソファやラウンジチェアが並び、中央にはファイヤーピットのあるテーブルまであります。
夏の夜、ファイヤーピットを囲みながら食事をしたり、おしゃべりをしたり。我が家でも、子どもたちが小さかった頃は、よく庭でマシュマロを焼いたものです。私の子ども時代の日本の夏の夜の思い出は線香花火でしたが、娘たちにとっては、庭で 焦がさないように気を付けながらマシュマロを焼き、チョコと一緒にクラッカーに挟んで作ったスモアというスイーツです。
人を招くときも、こうした屋外スペースがあると気軽です。家の中を完璧に片付けなくても、食事は外で、飲み物はバーから。子どもたちは庭で遊び、大人はソファでおしゃべり。シアトルは夏の日が長く、夜10時ごろまで明るい日もありますから、サマーパーティーにはぴったりです。
こうした暮らし方に合わせて、アウトドア家具も進化しています。私が扱うUttermostでも、屋内外のどちらでも使える素材を取り入れたローテーブルやチェアなどのアウトドアシリーズが発表され、好評を得ています。屋外に置いてもさびにくい加工を施した調度品も増えています。
「屋外のインテリア」。アメリカでは、庭も暮らしを楽しむ大切な場所になっています。
ともこ・ぼあまん 米Uttermost社とCaracole社の日本セールスレップを兼任。札幌出身。シアトル在住30+α年。米国のトレンドは二人の大学生の娘たちから仕入れている。アメリカ人夫と共に、Killer Whale(シャチ)をシアトルの海岸から探すのが最近のお楽しみ。
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