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★【旭川家具特集2025】選べる樹種とカタチ 大雪木工「大雪の大切プロジェクト」にタモ材追加

昨年はツキ板倉庫で、小泉氏が長いつながりを持つ全国の産地の人たちとの合同展を開催した

 大雪木工(東川町)は、小泉誠氏(家具デザイン)、平塚智恵美氏(コーディネート)、村田一樹氏(グラフィックデザイン)、畠山拓氏(映像制作)とのコラボレーションによる「大雪の大切プロジェクト」の新作や活動を同社ショールーム・工場のツキ板倉庫ギャラリーで紹介する。
 同プロジェクトの今年のテーマは「林+木」。同社は、北海道の森を中心に考え、家具としての活用が少ない樹種で積極的に家具づくりを行ってきた。その製品に、新たに「タモの木」が加わる。
 ハンの木やセンの木の家具といった樹種ごとにカタチの決まった従来の展開から、樹種とカタチを自由に選べるようになる。北海道の森を中心に考えたものづくりを志す姿勢はそのままに、空間に合わせた選択の幅が大きく広がるという。
 6月25日は、林業が盛んな中川町で、森とさまざまな産業をつなげる町職員・高橋直樹氏と小泉氏によるトークショー「林+木の話」が開催される。

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