ニュース2025.03.08
飛驒産業(岐阜県高山市)は3月6日、岐阜県飛騨市の広葉樹で製作した家具を、1月にリニューアルオープンした神奈川スバル厚木・伊勢原店の待合スペースに納入したことを明らかにした。国産材を使用した家具の導入は神奈川スバル店舗では初の試みで、SDGs対応の一環として今後も継続的な導入を予定しているという。
飛驒産業によると納入されたのは、主材に飛騨市産ブナを用いたチェア、テーブル各種で、製品概要は次の通り。
◆SEOTO―EXシリーズのセミアームチェア(張り座)と特注テーブル=「身体への優しさと美しさの融合」をテーマに開発された長時間座っても疲れにくく、くつろげるチェア。特注テーブルは中央にコンセントを備え、PCやタブレットなどの充電が可能。
◆tsuburaシリーズのセミアームチェア(張り座)と特注テーブル=丸いフォルムのシンプルでコンパクトなチェアは、背板から肘木に一本曲木を使用し、繋ぎ目がなく、端から端まで木目が美しく通っているのが特徴。また特注テーブルにはスチール脚を組み合わせている。
◆L―Chairシリーズのリビングチェア(右肘付き、左肘付き)=厚み・柔らかさの異なるウレタンを使用し心地よく体にフィット。複数台を組み合わせて自由に大きさが変えられるソファに。
◆TUGUMIシリーズのリビングテーブル=角を丸くした天板のコンパクトなデザイン。
◆Solid Home Libraryシリーズのオーダー書籍棚=壁一面まで希望サイズでオーダーが可能。
飛驒産業では、これまで飛騨市産広葉樹活用推進事業補助金制度を用いて地域産材の活用を積極的に推進する取り組みを進めてきた。今後も継続して飛騨市と連携して飛騨市産木材を活用した家具を全国に届けたいとしている。
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