ニュース2025.02.22
アクタス(東京都新宿区)は1月17日、企画展「TECTA MIT MARUNOUCHI―バウハウスとテクタの名作家具展」を2月22日から同社丸の内店で開催すると発表した。
現代建築・工業デザインの礎を築いたドイツの芸術学校バウハウスのデザイン思想を受け継ぐドイツの家具ブランド「TECTA(テクタ)」製品からバウハウスのデザインを学び、ブランドが歩んできた軌跡をたどるという。
同社によると展示されるのは、TECTA社の創業者アクセル・ブロッホイザーと親交を深めたフランスの奇才デザイナー、ジャン・プルーヴェのイージーチェアの直筆スケッチと、後に製品化された「D80」の実物のほか、バウハウスを代表するデザイナー陣の名作コレクション各種。
同社発表の展示品は次の通り。
◆プルーヴェがデザインしたイージーチェアD80=背の角度が変わるリクライニングチェアとは異なり、座面が後方にスライドすることでシート全体がリクライニングする。
◆アームチェアF51=バウハウス初代校長を務めたヴァルター・グロピウスが自身の執務室用にデザインした。片持ち構造のアームが特徴。
◆アームチェアD42=モダニズムを代表する建築家ミース・ファン・デル・ローエがデザインしたカンティレバーチェアの傑作。
◆D4チェア=マルセル・ブロイヤーが、画家ワシリー・カンディンスキーのためにデザインしたワシリーチェアに、折りたたみ機能を追加した進化モデル。
◆アームチェアD40=マルセル・ブロイヤーが1928年にデザインしたカンティレバー構造の椅子。アームからレッグへと弧を描きながら繋がっていく美しい曲線が特徴。
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TECTA MIT MARUNOUCHI―バウハウスとテクタの名作家具展は2月22日~4月20日。会場はアクタス・丸の内店(東京都千代田区丸の内1―5―1、新丸の内ビルディング3階)。入場無料。詳細はイベント特設サイト。
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