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★子どもの学習姿勢をサポート オカムラ、学習家具「ミルミオ」発表

子ども向け学習家具「mirumio」
チェア ジュニアタイプ

 オカムラ(横浜市西区)は11月18日、人間工学に基づいて好ましい学習姿勢をアシストする子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」を2025年3月に発売すると発表した。これに先立って12月20日から応援購入サービス・マクアケで先行販売するとしている。
 同社によるとミルミオはチェア、デスク、ワゴンの3製品。人間工学に基づいた設計で子どもの学習姿勢をサポートするのが大きな特徴。
 一般に小学校などの教育現場では椅子の背もたれに背中をつけずに背筋を張って座るのが正しい着座姿勢とされているが、小学校低学年の子どもは姿勢を維持する筋力が弱いため、同社では子どもの学習時には椅子に深く腰掛け、背中をしっかりと背もたれにつけることを推奨しているという。
 ミルミオは、チェアの座面中心に深く座れるよう、背もたれを湾曲させてチェアが体を包み込み、左右にふらつきにくい設計とした。
 また小学生から高校生まで長く使うことを想定し、子どもの成長に合わせてデスクの高さやチェアの座面高さや奥行きを調節できる仕様とした。デスクにはラチェット方式を採用、天板を持ち上げるだけで脚が延び、工具を使わずに高さが変えられる。
 このほか▽デスクを壁際に置いても足元が窮屈にならないようデスク奥行きを約60㌢とした▽チェアは小学校低学年でも使えるよう、足を乗せるフットステップと腰回りを支えるアジャストクッションが付属したジュニアタイプを用意▽大人になっても使える「子どもっぽさ」をなくしたデザイン―などの特徴も。
 製品サイズは、チェアが幅600×奥行き540×座高365~465㍉、高さ690~790㍉。カラーはライトグレージュとブラックで、交換用カバーリング10色がオプションで用意されている。デスクは幅が1200㍉と900㍉の2種類。それぞれパネル付き(高さ1044~1134㍉)と、パネルなし(高さ640~730㍉)の計4タイプ。奥行きはいずれも636㍉。ワゴンは幅581×奥行き385・5×高さ553㍉。
 マクアケでの先行販売は12月20日~2025年1月30日となっている。

デスク パネルなし900W
デスク パネル付1200W
ワゴン

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