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★アダル、オルガテック東京に家具提案支援システムなど初出品

アダルのブースイメージ
国産い草を使った「SAKYU」

 業務用家具メーカーのアダル(福岡市博多区)は、5月29日から東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に、国産い草を使ったサスティナブルブランド家具「SAKYU」など各種製品とともに、家具提案支援システム「カグポン」を初出品すると発表した。
 同社によるとSAKYUは、ドイツ人デザイナー、ミハエル・ゲルドメイカー氏が、砂丘からインスピレーションを得たというシェーズロングで、本年度のiFデザインアワードを受賞した。
 このほかオフィスのリフレッシュスペースやラウンジに適したアームチェア、アウトドアチェア、スチールチェアなどの出品が予定されている。
 また家具提案支援システム「カグポン」は、家具・インテリア業界、施工・設計業者に向けた家具提案支援システム。3Dデータを用いた家具レイアウトや見積もり、テレビ会議のシステムを一体化し、営業活動に必要な家具提案までのステップを全て完結できるという。
 展示ブースのデザインはスペインの建築家、ミゲル・フィサク氏の建築にインスピレーションを受けたデザインを採用。家具のクッション材に使われるスラブウレタンを素材そのままの状態で壁面材として利用。展示会終了後は再び家具製造に活用することで、展示会における大量廃棄物発生の課題に取り組むとしている。
 オルガテック東京2024は、5月29日から31日まで東京ビッグサイト。アダルブースは東4ホールF―15。

家具提案支援システム「カグポン」
アームチェアやアウトドアチェア、スチールチェアなどの展示も予定されている
ミゲル・フィサク氏の「Pascual de Juan House」

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