ニュース2023.12.08
第53回中国国際家具見本市(CIFF)が2024年3月18日から21日(第1フェーズ)と28日から31日(第2フェーズ)の8日間、広東省広州市にある中国進出口商品交易会展館(広州国際会展中心)で開催される。主催者は中国対外貿易広州展示会。
CIFFは、デザイントレンド、グローバルトレード、包括的なサプライチェーンを全体テーマとして掲げ、83万平方㍍の広大なスペースで開催される。2023年の来場者は約38万人、出展者は約4000社に上った。
18日からの第1フェーズは、会場内の各エリアでホームユースに特化した展示が行われる。
エリアA内にあるパビリオンは、家庭用家具の最新トレンドが展示され、エリアBの8つのパビリオンは、ソファとベッドをテーマに主要ブランドに焦点を当てる。エリアCとEは、ダイニングとリビング製品が包括的に展示される。両エリア合わせて15万平方㍍と17のパビリオンのスペースには、600社を超える出展が集まる。
8万5000平方㍍のスペースに約700社が出展する「ホームデコ&ホームテキスタイル」のコーナーは、ホームアクセサリー、装飾照明、陶磁器、ガラス製品、絵画やイラスト、家具生地、カーテン、カーペット、ベッドリネンなど室内装飾製品と家具用ファブリックで構成されるアジア最大規模の展示エリアとなる。
エリアB内の5つのパビリオンにまたがるアウトドア家具コーナーでは、屋外家具やレジャー関連製品など約300社が出展する。
28日からの第2フェーズは、24万平方㍍のスペースにオフィス、商業スペース関連など1000社を超える展示が集まり、革新的な家具のテクノロージーが披露される。 ワークスペースシステムやシーティング、スマートオフィスや公共、商業、学校のスペース向けのトレンドとソリューション、医療や高齢者のニーズに応える家具が、エリアDの8つの新しいパビリオン、エリアAの13のパビリオンすべてと、エリアBの3つのパビリオンで展示される。
また、数多くのテーマ別イベント、セミナー、カンファレンスも開催される。
「CMFトレンドラボ」では、持続可能で高品質な製品の開発が、素材の使用によってどのように決まるかを実証することを目的として、100を超える機関、デザイナー、デザインブランドが 500を超える展示を行う。
「D2M Lab」では、100人の中国人デザイナーがデザインした100脚の椅子が展示される。
「Firefly Museum Children's Space」は、子どもたちが成長する環境を改善することを目的に、建築、教育、インテリアデザイン、アート、デザインなどをまとめて、子どもたちの想像力を刺激する。
「China Smart Sleep Exhibition」では、スマートスリープを促進するためのさまざまな専門知識が一堂に会する。
屋外スペースを通じた自然とのつながりを目的として開催される「グローバル・ガーデンライフ・フェスティバル」は、デンマークをホストに迎える。
オフィス環境テーマパビリオンでは、「Greenery Garden」「Back in Time」「Matrix World」「Colourful」「Think Zone」の5つの独立した空間を展開し、空間、家具、色彩、オブジェの組み合わせによって新たな視点を来場者に提供する。
家具関連の金物や塗料、機械器具、材料など1400以上の中国、国際ブランドが出展するCIFM/インターツム広州(ケルンメッセ主催)も併催される。
CIFFは今年から、マッチングサービスの「InterBiz Club」を開始、オンラインで世界の小売り・輸入業者、4000以上の工場を結び、情報交換やビジネス提案を無料でサポートする。
また、工場訪問も受け付けている。交通機関、宿泊施設、食事、通訳の手配も含まれており、CIFFのサイトから申し込みできる。問い合わせはChina Foreign Trade Guangzhou Exhibition Co.。電話+86・20・89128072。メールchensh@cfte.comまで。
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