ニュース

★7割の人が「家具を買って失敗した」 ディノス、家具レンタルに関するアンケート調査

 総合通販ディノスを運営するDINOS CORPORATION(東京都中野区)は、家具のレンタルサービスに関するアンケート調査を7月に実施し、このほど結果を公表した。それによると、家具を買って失敗したと思ったことがある人は7割を超えた一方で、家具を試すことができるレンタルサービスを利用したことがある人は3%にとどまることが分かった。
 同社によると、この調査はディノスの会員登録者(20代~70代)を対象に7月13日~17日にインターネットで実施され、有効回答数708件を得た。
 調査結果は次の通り。
 ◆「家具を買って失敗した」もしくは「失敗したと思ったことがある」人が71%
 そのうち71・4%が「我慢してそのまま使った」と回答。「引っ越しなどのタイミングで買い替えた」を合わせると83・3%の人が、一時的にそのまま使用していることが分かった。
 ◆家具のレンタルサービスを利用したことがある人はわずか3%
 そのうち「今後、利用したいと思っている」は4・8%、「サービスの内容次第では、検討してもいいと思う」人は47・2%だったが、「家具のレンタルサービスがあることを知らなかった」という人が21・1%にのぼった。
 ◆家具レンタルの商品に求めるもの
 「新品がいい」と答えた人が73・6%。また74・3%が「レンタル後、買い取れる方がいい」と回答。その理由としては「気に入ったら、手放したくない」が51・5%、自由回答では「気に入ったら返品するのが面倒」、「想い出が染み込むから」という声も。同社では買い取りの選択肢を望む人が多いことから、新品のレンタルが求められているようだとしている。
 ◆レンタルしたいアイテム
 人気はソファ、テーブル、チェア。模様替え時にレンタルを検討する人が多いこともあり、部屋の印象を大きく変えるアイテムに人気が集まっているとみられる。
              ◇
 今回の調査について同社では、家具レンタルサービスはメディアの話題に上ることが増え、注目を集めているが、サービス各社のシステムはさまざまで、消費者にサービス内容や料金体系などが十分に理解されているとは言い難い現状にあるとしている。
 同社は2017年に定額制のレンタルサービス「フレクト」をスタート。レンタル期間を24カ月に設定し、満期後は買い取りか返却を選べるのが特徴。長く借りても支払金額は商品価格を上回ることはなく、途中解約も可能という。
 サービス詳細はフレクト紹介ページ

ニュースの最新記事