ニュース

★インテリアは「見た目がすっきり」、「使いやすさ」を重視 マイボイスコムがネット調査

 各種マーケティング調査のマイボイスコム(東京都千代田区)は、インテリアに関するインターネット調査を6月に実施し、このほど調査結果を発表した。それによると、インテリアを選ぶ際に重視する点は「見た目がすっきりしている」、「使いやすく、機能的である」がそれぞれ4割強を占めた。その際に参考にする情報については「店頭のディスプレイ」が4割弱、「家具・インテリア専門店などの公式サイト・アプリ」が2割弱で、女性若年層は「SNS」の比率が高かったという。
 この調査は6月1日~5日に同社のアンケートモニター会員を対象に行われ、9348人から回答を得た。調査結果の概要は次の通り。
 【インテリアで重視する点=複数回答】
 多い順に①見た目がすっきりしている②使いやすく、機能的である―がそれぞれ4割強、③くつろぎ・癒しの空間となり、居心地がよい④シンプルで飽きがこない⑤長く使える―が各30%台だった。過去の調査と比べて「使いやすく、機能的である」が増加傾向だった。
 このうちインテリアにこだわりがある層では「部屋全体のテイストに統一感がある」、「くつろぎ・癒しの空間となり、居心地がよい」、「見た目がすっきりしている」が上位。一方、こだわりがない層では「使いやすく、機能的である」が最多となった。
 【自宅のインテリアの満足度】
 「非常に満足している」、「まあ満足している」が合わせて4割弱。「まったく満足していない」、「あまり満足していない」という人は2割強で、女性の方が満足していない比率が高かった。
 【家具・インテリア選定時の参考情報=複数回答】
 トップは「店頭のディスプレイ」で37・4%。「家具・インテリア専門店やホームセンターの公式サイト・アプリ」が17・3%、「オンラインショップ、ネット通販のサイト」、「商品カタログ・パンフレット」、「テレビ番組・CM」がそれぞれ約15%だった。女性若年層では「SNS、写真共有SNS」が他の層より高かった。
 【家具・インテリアの購入場所=複数回答】
 トップは「家具店」で67・1%。「ホームセンター」39・3%、「インターネットショップ」、「大型生活雑貨店」、「インテリアショップ・インテリア用品店」がそれぞれ20%台だった。
 「ホームセンター」は男性高年代層で高く、若年層で低い傾向。「インテリアショップ・インテリア用品店」、「大型生活雑貨店」、「インターネットショップ」は女性30~50代でやや高かった。
 【インターネットショップでの購入=複数回答】
 どのような場合にネットショップで購入するかを聞いたところ「配送してもらいたい」、「たまたま欲しいものを見つけた」、「価格を比較して安いものを選びたい」が各30%台、「色や大きさなどがわかっているものを買う」、「持ち運びしにくいものを買う」が各3割弱だった。
 【家庭での時間を快適に過ごすためのインテリアの工夫】
 快適に過ごすためのインテリアの工夫について自由回答で聞いたところ3393件の回答があった。主な回答例として同社では▽あまり場所を取らずに生活がより便利になるものを買う(男性22歳)▽座ってくつろげる場所を作る。ライトも明る過ぎないようにしている(男性33歳)▽クッションで快適なリラックスをしている(男性47歳)▽クリスマスや節句に合わせて部屋を飾る。定期的に絵を変える(男性73歳)▽家具やインテリアに埃がたまらないようこまめに掃除している(女性26歳)▽床に物を置かない、出しっぱなしにして不快になる家具・雑貨は置かない(女性42歳)▽視界に入る色数が少なくて統一感があるようにしている(女性65歳)▽物を置く時はなるべく低い目線でそろえる。四隅をあける(女性79歳)―などをあげている。
 ◇インテリアに関する調査結果の詳細は同社MyVoiceサイト

ニュースの最新記事