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★「エシカル」をテーマにインテリア ライフスタイル 6月14日から東京ビッグサイト

2022年の「インテリア ライフスタイル」ブースツアー㊤と、会場の様子㊦

 インテリア・デザインの国際見本市「インテリアライフスタイル」が6月14~16日の3日間、東京ビッグサイトの西展示棟で開催される。
 デザイン性に優れた小物・雑貨を中心に、オフィスやホテル向けのコントラクト商材などが一堂に展示される同展。主催するメッセフランクフルト ジャパンによると内外16カ国・地域から530社を超える出展が予定されている。
 同見本市とアトリウム特別企画ディレクターには建築家でデザイナーの芦沢啓治氏が務める。目玉企画は「エシカル(倫理的)」をテーマにアトリウム全体を大きな図書館に見立てた空間構成に40社がエシカル商材を出展。環境保全やオーガニックを意味する「まもる」▽フェアトレード、アップサイクルの「つなぐ」▽チャレンジド(障がい者支援)、地産地消の「よりそう」―の3エリアで構成される。
 また、芦沢氏が独自の視点で選定した出展者ブースツアーが14日と16日に催され、事前予約なしで参加できる。
 このほか展示と連動したトークショー「LIFESTYLE SALON2023」が連日開催される。主な内容は次の通り。
 ◆Upcycling Airplanes JAL/Karimoku=空を飛ぶ役割を終えた航空機の部品を、7人のデザイナーが作り変えた作品を展示。トークショーではJALエンジニアリング・金森詩音、カリモク家具社長の加藤洋、建築家の芦沢啓治の3氏が作品の解説とともに循環を志向するものづくりの意義を語る(14日13時30分~14時30分)。
 ◆働き方の多様性とインテリア・家具デザインの現在=働き方の変化とともに、空間の在り方や境界も大きく変化した現在。働き方や場所、家具のあり方について空間・プロダクトデザイナーの二俣公一氏とE&Y代表取締役の松澤剛氏が対談(14日16時30分~17時30分)。
 ◆ザ・コンランショップの店づくり=来年、日本上陸30周年を迎える同店がスタイリングなどのプラスαの価値を展示。トークショーではコンランショップ・ジャパン代表取締役の中原慎一郎氏と、IDEEディレクターの大島忠智氏が「優れたお店とは? 優れたお店となるためのヒント探し」をテーマに対談(15日10時30分~11時30分)。
 ◆NOT A HOTELが考える、あたらしいホテルづくり=「ホテルにもできる別荘」をパースの段階でオンライン販売するビジネスモデルで話題を呼んだ同社の新しい暮らし方のデザインに迫る。代表取締役CEOの濱渦伸次氏ほか(16日11時~12時)。
 ◆日本の住空間の中のデンマークデザイン=デンマークパビリオンの展示を基に、キュレーションを手掛けたスタイリストの中林友紀氏がコンセプトを伝える(16日14時~15時)。
 ◆詳細はインテリアライフスタイル公式サイト

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