ニュース2023.05.25
 岐阜県生活技術研究所は、木製椅子の座面をデジタル技術を活用して自動加工する座彫り装置を岐阜県高山市の木製家具メーカー・雉子舎(きじや)などと共同開発した。6月に市販第1号機を出荷予定という。
 この装置は、座り心地を向上するため座面を曲面で削り出す装置で、製品の原型を倣(なら)い装置でなぞりながら切削加工する従来の方法に対して、倣い装置の動きを計測・データ化し、記録された動作で座面を切削する。
 同研究所によると、従来法では切削技術を持つ熟練者が必要なほか、倣い装置が常に原型に接触するため型がすり減るなどの課題があった。
 新装置では、最初に計測したデータにより加工が行われるため、1回の倣い動作で職人技の切削加工が自動で再現できるという。
 今回の開発では、雉子舎の音羽俊幸社長が装置を考案。高山市の産業用機械メーカー・共栄製作所が設計製作を担当し、両社と県が特許を共同出願した。
★高級仏壇「TEN」発売 はせがわ、カンディハウスと共同開発
ニュース2025.11.04
家具インテリアR&R協議会 岡田会長が退任 後任に加藤信副会長を選出
ニュース2025.10.31
業界あげて資源循環の取り組み加速へ 家具インテリアR&R協議会が第5回全体会議
ニュース2025.10.31
★ローランド、カリモク家具と新作デジタルピアノ 天然木生かした家具仕上げ
ニュース2025.10.29
★天板下に収納スペース ユアサプライムス、シェルフ付き2WAYこたつ発売
ニュース2025.10.27
★高級銘木の特別仕様チェア モノクラシック、SEVEN STYLEで限定販売
ニュース2025.10.26
【8月の家具貿易】輸出は前年比1・1%増加、輸入は5・7%減
ニュース2025.10.23
★長く使い続けられる家具 新和「stiiilll」にグッドデザイン賞
ニュース2025.10.21
【日本木工機械展2025】最先端の木材加工技術が一堂に 170社・団体が出展
ニュース2025.10.20