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★【飛騨の家具フェスティバル出展リポート①】オークの素材感を生かしたイバタインテリア

天板のカーブと椅子の繊細な曲線が美しい「Ritz」
ヒノキの表情と質感をたっぷりと味わえるように作られた「桧然」の1人掛けソファ

 イバタインテリアは、レッドオークを使った新作「Ritz」と、昨年デビューした「桧然(ひぜん)」をブラッシュアップしてメイン会場とショールームで展示した。
 「Ritz」はレッドオークの素材感を生かした新作。節を残した厚みのあるテーブルは、滑らかで自然な曲線を描き、黒塗りの脚部がその天板を引き立てる。木脚と鉄脚から選べる。天板は幅1500㍉、奥行き850㍉など3タイプ。幅1650㍉、奥行き900㍉と幅1800㍉、奥行き900㍉は、脚を内側に80㍉移動できる。高さはいずれも700㍉。価格は15万4000円(鉄脚、税込み)から。
 アームチェアは、背もたれからアームへ繊細な曲線を描く。貫通クサビ止めのほぞ組み継ぎにより堅固で軽量に仕上げ、立ち座わりや日常の扱いがしやすいように考えられている。価格は4万8400円(税込み)から。ほかにテーブルと同じく2トーンのベンチも用意され、2サイズから選べる。
 飛騨の森の持続可能性を考え、安定供給できる素材としてヒノキを主材として使った「桧然」。昨年デビューしたテーブルの天板は、厚さ50㍉でボリュームたっぷり。ヒノキの表情と手触り感を楽しめる広めの肘が特徴的なソファは、3人掛けから1人掛けまで3タイプ。背のクッションは、荷重のかかる腰部は硬めの国産ウレタン。上部は軟らかめのウレタンが優しく上半身を受け止める。張り地は国産帆布を使っている。強度が必要なフレームには、オークやタモが使われている。価格は3人掛けが31万9000円(税込み)から。

メイン会場には「Ritz」と「桧然」、2つの新作を並べて見せた

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