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★海外で絶賛された桜の花のテーブル シゲハセガワデザインがECサイトを開設

桜の花をイメージしてデザインされたハナテーブル。中央部のくぼみに花を入れることができる
天板の重さのみで脚部を固定する。桜、折り紙、日本の伝統と組み木の技術の粋を結集している

 デザイナーの長谷川滋之氏が代表を務めるシゲハセガワデザイン(東京都武蔵野市)は11月29日、イタリア・ミラノのサローネサテリテに出展して好評を博した「Hana table SAKURA(ハナ テーブル サクラ)」の専用ECサイトを9月にオープンしたことを公表した。
 サローネサテリテは、世界最先端の家具デザインが披露されるミラノサローネで毎年開催されている、若手デザイナーの登竜門となっている展示企画。厳しい審査を通過した作品のみがローフィエラの会場に展示される。ハナテーブルは、2009年に審査を通過して展示された。
 ハナテーブルは、5枚の桜の花びらを模した木材をスパイラル状に組み合わせて、その上にガラス板を載せたシンプルなテーブル。天童木工の成形合板を折り紙のように重ねて組み木した脚部に、ガラスの天板を載せている。ねじやくぎを一切使わずに、厚さ20㍉のガラス天板の重さのみでブナ合板の組み木の脚部が固定される仕組みになっている。花びらの曲線の部分は3D加工技術で作られている。
 ハナテーブルは「ライフスタイルに自然を取り入れる」ことをコンセプトの一つとしている。中央部のくぼみに自分の好きな花を入れることができる。
 美しい桜の花びらのデザインは、アメリカのインテリア雑誌「home beautiful」によるミラノサローネのリポートで展示会全体の出展品の中からベスト5に選ばれ、多くの海外メディアでも紹介されている。
 ダイニングテーブルは、直径1100㍉、高さ720㍉、天板厚20㍉、価格43万7800円(税込み)。
 コーヒーテーブルは、直径1100㍉、高さ350㍉、天板厚20㍉、価格43万7800円(税込み)。
 ECサイトはhttps://shige.thebase.in/。組み立て動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=hoyv5NMA1YQ
 問い合わせは、シゲハセガワデザイン 電話050・3161・6973 〒180―0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1―13―2 5F。

天童木工の成形合板と3D技術によって作られた脚部
5枚の成形合板の花弁を折り紙のように重ねている
ダイニングテーブル(左)とコーヒーテーブル(右)

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