ニュース2022.11.12
オカムラ(横浜市西区)は11月7日、同社の主力チェア「Contessa(コンテッサ)」の発表20周年を記念して「ContessaⅡ(コンテッサ・セコンダ)」アニバーサリーモデルを2023年3月に限定発売するほか、サステナブルな製品開発に基づくContessaⅡサーキュラーモデルを今年11月に発売すると発表した。
同社によると、アニバーサリーモデルにはコンテッサの特徴である流麗なアルミフレームをスペシャルカラーでカスタマイズし、背メッシュフレームにイタルデザインとのコラボレーションを象徴するエンブレムが記される。
カラーは、コンテッサの威厳を表現するディープブラックと、輝かしい未来への幕開けを表現するアクセントカッパーの2色。2023年3月から合計100台限定でオカムラ直営の個人向けECサイト「OKAMURA Lifestyle Store」で発売するとしている。
コンテッサは世界で通用する革新的なオフィスチェアを目指して、同社とイタリア・トリノのイタルデザインとの共同開発により誕生し、2002年の国際家具見本市「オルガテック」(ドイツ)で発表された。
多様なワークシーンや姿勢に対応する機能、流麗なアルミフレームなど独創的なフォルムのメッシュチェアを探求。20年経っても色あせない普遍的なデザインを創出したとしている。
2016年には機能や強度を向上したコンテッサⅡにアップグレード。そのデザインと機能が高く評価され内外のデザイン賞を多数受賞している。
ContessaⅡサーキュラーモデルも発売
一方のサーキュラーモデルは、製品と資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した経済を目指すサーキュラーエコノミーの考えに基づく新製品で、ContessaⅡにサステナブルな素材を用いているのが特徴。
同社によると、背と座の樹脂部分に使用済み漁網をリサイクルした再生ナイロン「リアミド」を使用しているほか、張材にリアミドの糸と再生PET糸を編み込んだ同社開発のニット素材「リネット」を使用。また使用済みペットボトルからできたリサイクル繊維を原料としたメッシュ素材を新たに開発して背面に使用している。
座面のクッションには、通気性・体圧分散性に優れ、100%リサイクルが可能なポリエチレン製の編成樹脂網状構造体「イーループ」を使用。樹脂の粗密を三次元方向で変化させて、より快適な座り心地を実現したとしている。
また背面と座面の張り材のバリエーションとして革素材「サーキュレザー」もラインアップしている。植物由来成分を活用したバイオベースの革で、使用後、最終的に肥料として土に還るほか、製造過程において水の使用量、電力消費量の削減を実現したとしている。
サーキュラーモデルのカラーはフレーム、ボディ、張材・革ともに黒のみとなっている。
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