ニュース2022.11.12
オカムラ(横浜市西区)は11月7日、環境と機能面に配慮したオフィスチェア「Potam(ポータム)」を発売した。使用済み製品からリサイクルされた樹脂脚を使用したサーキュラーモデルで、環境負荷低減に貢献する新しいスタンダードとしている。
同社によると、ポータムはリサイクル脚のほか、張材に廃棄生地をリサイクルした再生材使用率100%のファブリック「Twill(ツイル)」をラインアップ。リサイクル素材から生まれた樹脂脚や張材を採用することで循環型経済を実現した。また製品を分割した状態で出荷することで梱包サイズを小型化し、配送効率や燃費の向上でCO2の排出抑制を図っている。
このほかの特徴は①座面の高さや奥行きなどの各種調節機能②硬さの異なる3種類のウレタンを一体成型した異硬度クッションを採用③立体的に背を包み込む「ラウンドフィットバック」の背メッシュタイプ④柔らかなカーブラインで構成されたデザイン―など。
同社では、独自のリサイクルインフラを構築し、使用済みのオカムラ製品を回収・分別して新たな製品の材料の一部として使用する循環型の製品開発「リバースプロジェクト」に取り組んでおり、今回のリサイクル脚も、この一環として開発された。
価格はノーマルモデル、スタンダードバック、肘なし、背クッションがプレーンタイプで6万4600円から(税別)。初年度販売目標は10億円としている。
◆製品の詳細はオカムラウェブサイト
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