ニュース2022.10.31
神奈川県家具協同組合が10月21日に開催した創立60周年記念式典での神谷光信理事長あいさつは次の通り。
本日は、昭和37年(1962年)9月14日に神奈川県家具協同組合が創立してから、60周年を記念し、新しい一歩を踏み出す日でございます。
当組合の端緒は、昭和21年にアメリカの駐留軍向けの家具修理の窓口として結成された検査協力会です。昭和37年9月、咲寿武道氏を発起人代表とし、神奈川県家具協同組合を設立しました。さらに昭和45年、近代化促進法による構造改善事業を行うため、神奈川県家具工業組合を設立しました。
昭和47年ころ伊勢原工業団地に、多くの組合員が高度化資金を活用して工場進出しました。昭和49年に海老名市に「商品技術開発センター」を建設しました。
咲寿理事長が健康上の理由から勇退し、平成12年7月に私、神谷光信が二代目理事長に就任し、現在に至ります。
昭和57年から技能検定事業を開始し40年になります。現在までに1級技能士を167人輩出し技術の向上に寄与しています。また平成4年から技能五輪全国大会に参加し、技能五輪のメダル21個を獲得しています。
初代理事長の咲寿武道氏が東奔西走して、家具業界でリーダーシップを発揮し、神奈川県の家具業界を大きく育てました。全国の家具の組合の理事長も長く勤めました。今日、われわれが神奈川県で家具を営む上で、咲寿武道氏のご功績を忘れることはできません。
2年前に神奈川県家具工業組合を統合し、新しい組合員が増えています。また、若手経営者の「かなもく熟」が活発に活動し、若手の理事が活躍しています。ベテランと若手が融合して力強く活動してまいります。
協同組合の精神は「一人の100歩より、100人の1歩」という言葉に表現されると私は考えています。リーダーだけが前へ進むのではなく、組合員間の情報交換を充実し、協同の精神を発揮し、経営力を組合員全体で高めてまいりたいと存じます。
最後になりますが、当組合にご支援を賜っています全ての皆さまに心から感謝申しあげます。
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