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★【LIVING&DESIGN出展募集開始】暮らし産業の発展目指す ギフト・ショーと高い相乗効果発揮

9月に東京で初めて開催されたLIVING&DESIGN
ギフト・ショーとの相乗効果が期待される

 プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がプロデュースするトータルインテリアの国際見本市「LIVING&DESIGN2023」の出展募集が始まった。2023年2月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイト東ホールで「東京インターナショナル・ギフト・ショー」と同時開催される。テーマは「住まいと暮らしの新時代」。LIVING&DESIGNならではの特徴と出展メリットについて、喜多氏のインタビューとともに紹介する。

 「オムニチャネルで、日本経済の再生を」。東京ビッグサイト東1~6ホールを使って9月に開催されたギフト・ショーは、1988社が出展、来場者19万2334人とコロナ前の水準に戻った。来場者の内訳を見ると卸・小売店が半数以上を占めた。
 来年2月のギフト・ショーは引き続き「オムニチャネルで、日本経済の再生をPART2」をテーマに開催される。オムニチャネルとは、インターネット、スマートフォンやSNSなどを活用して企業と顧客の接点や販売経路を全て統合し、総合的に顧客へアプローチする方法。EC(電子商取引)販売の事業者の来場も期待される。
 9月のLIVING&DESIGNの来場内訳を見ると、数多くの建設業、建築業、不動産業、工務店、リフォーム業、メーカー、ネット販売事業者らが来場した。
 デザインやものづくり全般の企業が出展するギフト・ショーとはまた異なる雰囲気で、各社の空間提案が際立っていた。
 出展したカンディハウスの染谷哲義社長は「毎年、需要が高まる秋の展示会に出展してきた。10万人以上が来場するギフト・ショーを通じて、マーケットの刺激になればと思う」と、新たな販路開拓への期待を語っている。
 東京で初めて開催された「木材を使った家具のデザインコンペ」には300点以上の応募が集まり、盛田健氏デザインの「SHOUROU(TABLE)」が最高賞に輝いた。来年2月の同展では、特別企画として実際に産地のメーカーが作った受賞作品が展示される。

コンペの最高賞に輝いたの「SHOUROU(TABLE)」

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