ニュース2022.07.28
DINOS CORPORATION(東京都中野区)は7月25日、国産早生広葉樹のセンダンを使用したテレビ台とブックラックを同社オンラインショップで発売した。
センダンは天然の自生木がほとんどの希少な木材であるため家具の量産は難しいとされているが、成長が早く樹齢15年から20年で伐採できることから、植樹による森林循環や国内林業の活性化が期待されている。スギやヒノキなど針葉樹に比べても十分な強度があり、加工し易いため家具材に向いているという。
同社が今回発売したセンダン家具は次の通り(価格は税込み)。
◆テレビ台=前面にセンダン天然木(ウレタン塗装)、天板や側面に黒の化粧合板を使い、それぞれの素材とカラーの対照的なデザインが特徴。幅150㌢(8万9900円)と、幅180㌢(9万9900円)の2サイズで、奥行き41㌢×高さ31㌢は共通。天板は強化紙化粧合板で耐荷重約30㌔㌘。
◆ブックラック=素材はセンダン天然木(オイル塗装)で、棚板は3㌢間隔で高さを調節できる可動式で自在な収納が可能。棚板の端は斜めに面取りしたテーパー加工が施され、角度を工夫することでスタイリッシュな表情になるのが特徴。経年変化により使い込むほどに味わいが増していくのも魅力の一つという。幅90㌢(9万4900円)と、幅134㌢(11万4900円)の2サイズで、奥行28㌢×高さ76㌢は共通。棚板耐荷重約20㌔㌘。
テレビ台、ブックラックとも天然の自生木の調達に時間がかかるため、配送まで2~3カ月かかる場合があるという。
同社ではセンダンを積極的に活用して持続可能なサイクルを構築するため、早生樹センダンの森づくりを目指す福岡県大川市の協同組合、福岡・大川家具工業会が携わる植樹活動にも参加している。今回「山を守り、未来へとつなぐ」をテーマに、センダンにスポットを当てたサステナブルなものづくりに取り組むことで、森林循環や林業活動を活性化する試みにも継続的、積極的に関わりながら、ユーザーのライフスタイルに寄り添った製品を届けたいとしている。
◇製品の詳細はディノスオンラインショップ「センダン天然木テレビ台」 「センダン天然木ブックラック」
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