ニュース2022.05.03
日本の広葉樹を活用したカリモク家具の「カリモクニュースタンダード(KNS)」は、ホームだけでなくオフィスなどパブリックスペースでも使える家具として2009年に立ち上げられた経緯がある。オルガテック東京はその側面を際立たせる格好の舞台となった。
段ボールや繊維の再生素材を活用するなど環境に配慮したシンプルなデザインのブースに、ミーティングやロビー、休憩スペースなどオフィスのさまざまなシーンを再現。KNSを中心に「石巻工房 バイ カリモク」、ヒノキを使った「マス」のコレクションを織り交ぜながら、生活に求められるホスピタリティーを大切にしてきたカリモクならではの新しいワークスペースを提案した。
そのコンセプトを象徴的に表していたのが新作の「フェンスソファ」。フェンスの上部が柔らかにしなり、中にいる人とコミュニケーションできる遊び心にあふれた仕掛けになっている。
ちょっとしたミーティングなど多目的な用途に使えるハイテーブル「スペクトラムハイST」の高さは1030㍉。座っている人と立っている人が同じ目線で話せる高さにこだわっているという。幅1900㍉、奥行き950㍉。カラーは国産ナラ材のナチュラル仕上げとブラックから選べる。
デザインはいずれも独ベルリンで活動するデザインスタジオのゲッケラー・ミヘルズ。ほかにも6人掛けのラウンドテーブル「スペクトラムワークステーションラウンドST」のプロトタイプをミーティングスペースに置いていた。
ロビー・ラウンジスペースには、スイスのビッグゲームがデザインしているKNSの定番「キャスト―ル」から自由に組み替えできるフルモジュラーソファー「キャスト―ルロビーソファ―」のプロトタイプを提案した。一人掛け、二人掛け、三人掛け、テーブル一体型、コーナータイプ、向かい合わせシートなど、国産ナラ材の美しい木目を生かしながらフレキシブルに構成できる。
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