ニュース2022.04.01
ホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)は3月31日、東急不動産ホールディングスの連結子会社である東急ハンズ(東京都新宿区)の発行済全株式の取得手続きを同日完了したと発表した。これにより東急ハンズはカインズグループ傘下で新たなDIY文化の共創に向けたパートナーとして活動をスタートするとしている。
東急ハンズの商号・商標については当面の間、使用を継続するが、一定の移行期間の経過後に「東急」を含まない新商号に移行する予定。
東急ハンズは1976年創業。住まいと住生活にかかわる手作り関連商品の総合専門小売業としてスタート。都心部を中心に国内外で87店舗を展開している。工具や木工部材から文具、インテリア小物など幅広い商品を扱い、ホビークラフトとしてのDIYブームの先駆けとしてファミリー層などの人気を集めてきた。
しかし、近年はネット通販の普及などにより業績が低迷、コロナ禍による営業時間短縮も響いて2021年3月期連結決算では、売上高619億円(前期比34・8%減)、最終利益は71億8700万円の2期連続赤字決算となった。
一方、カインズは28都道府県にホームセンター228店舗を展開。地方や郊外店舗が多いことから、都市部中心の東急ハンズとは相乗効果が見込めると判断した。
今後の方針についてカインズでは「暮らしをより良くしていこうと志向する両社の、極めて高い親和性を持つ価値観を基軸に、カインズグループとしての強みを生かし、お客さまのより良い暮らし、生活文化の創造の実現に向けて取り組んでいく」としている。
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