ニュース2021.12.20
ニトリホールディングス(札幌市北区)は12月16日、来年初頭に東南アジア地域への出店を開始すると発表した。
同社によると東南アジアでの第1号店となる「NITORI LaLaport BUKIT BINTANG CITY CENTRE店」を2022年1月にマレーシア、クアラルンプールのららぽーとに出店。寝具寝装に特化した「Nスリープショップ」を開設するほか、家具・ホームファニシングを取り扱うエリアを併設するという。
次いで3月にはシンガポールの第1号店「NITORI ORCHARD店」を同国最大の目抜き通りであるオーチャード通りにオープンする。
グローバル販売事業を加速している同社では、今回は東南アジアマーケットへの本格進出の手始めとしての店舗オープンで、さらにマレーシア第2号店を22年夏季に予定しているほか、今後5年間にマレーシアで20店舗、シンガポールで10店舗の出店を予定しているという。
ニトリグループは「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」ため、2032年までに3千店舗、売上高3兆円を達成するというビジョンを掲げている。
住まいに関わる家具、ホームファッション関連商品を取り扱うニトリに加え、生活必需品を中心にホームファッション商品を取り扱うデコホーム、エクステリア商品も取り扱うホームセンター島忠、大人の女性向けアパレルブランドのNプラスなどを展開。国内692店舗、中国、台湾、米国に88店舗を展開している。
ニトリホールディングス取締役グローバル商品本部本部長兼グローバル販売事業推進室室長海外販売事業管掌の武田政則氏は「ニトリグループは商品の企画から製造、物流、販売までを自社でプロデュースする独自のビジネスモデルを展開している。90%以上の商品が当社独自のプライベートブランド商品であると同時に、多くが東南アジアを含むアジアの国や地域で製造されている。そのため東南アジア地域での活動は20年を優に超え、大変多くのビジネスパートナーや自社の工場、グループの商社を有している。今回の出店は、このように非常に関係の深い東南アジア地域で販売事業も始めるということで大変嬉しく思っている」と語っている。
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