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★アルミハニカムパネル使ったソファなど発表 インテリアズが大城健作氏デザインの新製品

フレームにアルミハニカムパネルを使ったSpica
アルミの無垢材を構成部材として使用したMuk

 バイインテリアズ(東京都港区)は12月9日、大城健作氏デザインのアルミハニカムパネルを使用した新作ソファ「Spica(スピカ)」と、収納家具「Muk(ムク)」を発表した。同社によると、アルミハニカムパネルはパネル自体が構造体を兼ね備える軽量で高強度な素材で、精度の高い加工技術により、今回の新製品を実現したという。
 デザインを担当した大城氏は「SpicaMukは、循環型素材でもあるアルミの無垢材を主な構成部材として使用しています。無垢材の持つ純粋性に着目し、徹底的に細部のデザインにまでこだわりました。一見、スマートに見えますが、いくつもの困難を乗り越えて実現したプロダクトです。人にも環境にも優しく、調和のとれた美しいデザインは、これからの時代におけるスマートラグジュアリーといえるのではないでしょうか」とコメントしている。
 製品の特徴と仕様は次の通り。
 ◆Spica=アルミハニカムパネルを使用したフレームと、モールドウレタンによって成形されたシートで構成されるソファシリーズ。アルミのクールで無機質なシェルと有機的なシートの組み合わせが醸し出す未来的なイメージが特徴。
 アームと背パネルは厚さ12㍉のアルミハニカムパネル。座面は18㍉のアルミハニカムパネルで、アルミハニカムパネルを曲げるというアイデアにより、従来とは異なる素材の新たな可能性を追求した製品という。脚部はスチール製、アジャスター付き。クッションはモールドウレタンフォーム・ファブリック張り込み。
 サイズと税込み価格は、1Pが幅820㍉(52万1400円)、2P・幅1700㍉(73万9200円)、3P・2100㍉(81万700円)。奥行き740㍉、高さ660㍉、座高380㍉は共通。
 ◆Muk=柱に直径25㍉のアルミ無垢材、棚板に厚さ18㍉のアルミハニカムパネルを使用したシェルフコレクション。棚板と支柱の接合部に見られるまろやかなディテールが、従来のシェルフには見られないソフトな印象。またショット仕上げによる表面仕上げを採用したことにより、鏡面仕上げの断面とのコントラストが生まれ、素材の持つ純粋性がより際立つデザインとなっているという。
 製品種類と税込み価格は▽ストレート3段・幅1500×奥行き348×高さ827㍉(40万7000円)▽ストレート5段・幅1500×奥行き348×高さ1527㍉(69万3000円)▽カーブ3段・幅1750×奥行き479×高さ827㍉(66万円)▽カーブ5段・幅1750×奥行き479×高さ1527㍉(108万9000円)。

Spicaの背面
Mukカーブ
アルミハニカムパネル

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