ニュース2021.09.15
コロナ禍で在宅ワークへのシフトが急ピッチで進んでいる。また、ポストコロナにおいても、オフィスと在宅を併用する「ハイブリッドワーク」が普及するのではないかと言われている。7月の家計調査(1面参照)では、在宅・学習家具の需要に一服感がある。業界にも家具の「巣ごもり需要」は一巡したのでないかという見方もある。しかし、在宅ワークは一過性のものでは終わらないだろう。いま必要なのは、在宅ワークを取り入れたライフスタイルについて息長く考えていくことではないだろうか。8月4日号に続いてお届けする「在宅・学習家具特集」。今回は、くろがね工作所と光製作所の新作を紹介する。いずれも長く学習家具に取り組んできた熟練のノウハウが生かされている。
くろがね工作所は、昨年発表した「KSDシリーズ」を柱に在宅ワーク対応製品をバリエーション豊かに展開している。いずれも幅320㍉と322㍉のスリムキャビネットを組み合わせることができる。
「KSDシリーズ」は昨年、タブレット学習にも対応したベーシックなデスクとして発売された。カラーはアンティークオークブラウン木目とアンティークオークホワイト木目の2種。デスク上の書棚を廃し、スチール製パーティションを配置することで、すっきりとした机上にするとともに、別売り書棚と組み合わせることで収納を確保している。天板下にはコンセントと配線収納スペースがあり、煩雑になりがちな配線に配慮している。
ブラックのアイアンフレームとアンティークブラウン色の組み合わせがスタイリッシュな「BPシリーズ」は、在宅ワークにも対応した大人向けのデスクとして注目される。用途に合わせてフレームや吊り下げ小棚の組み替えができる。サイズは高さ730㍉、幅1000㍉、奥行き602㍉。
アルダーの木目と明るい色合いの「RPシリーズ」は、タブレット学習にも対応、金属フックによる収納など高い機能性を備えている。高さ1430㍉、幅570㍉、奥行き250㍉の書棚と組み合わせもできる。
サイズは高さ1430㍉、幅1000㍉、奥行き550㍉、天板高さ730㍉。
520㍉のスリムな奥行き「WUシリーズ」は、ホワイトオークの無垢材を使い、サイズ、デザインともにリビングの生活空間を考えてデザインされている。幅1000と1100㍉の天板を有効つかえるように、引き出しを左右にスライドできるのが便利。高さは730㍉、奥行きは520㍉。
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