ニュース2021.07.19
「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」が7月26日から8月1日まで、東京・青葉台のギャラリー「LICHT」で開催される。主催はENKEL。同ギャラリーショールームを主宰する水澗航氏がキュレーションを務める。
今回の企画展では、ナカシマ氏が1944年にデザインした「グラスシートチェア」のスペシャルエディションモデルの展示受注販売を行う。
グラスシートチェアは、ナカシマ氏がインドの国立デザイン研究所(NID)にデザインを提供し、60年代後半から70年代にかけてインドで生産された作品の一つ。香川・高松市の桜製作所が、当時と同じ材のインド産ローズウッドを使って復刻した。
ナカシマ氏がデザインした家具は、娘のミラ・ナカシマ氏が引き継いだ米国のニューホープ工房と桜製作所の2カ所で作られている。
同展はナカシマの没後30年にあたる2020年に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって開催が延期となっていた。
【ジョージ・ナカシマ没後30年企画展】
会期:7月24日(土) ~ 8月1日(日) 午後1時~6時
会期中は毎日営業
会場:LICHT 東京都目黒区青葉台3-18-10 2F
電話:03 6452 5840
半世紀経て当時の面影を復刻
桜製作所代表 永見宏介氏
インド、アーメダバードにある国立デザイン研究所(NID)は、チャールズ&レイ・イ ームズの推薦によるフォード財団とサラバイ家の支援のもと1961年、インド政府によって設立されました。64年、来日したナカシマは帰国の途中ここを訪れ、2週間滞在してデザインの指導を始めます。そうして65年から72年までのわずかな期間でしたが、幾つかのナカシマデザインによる家具がインドで製作されました。半世紀を経てこのたびその中のひとつ「グラスシートチェア」を当時と同じインド産ローズウッドで復刻いたします。ただ、この材は希少なもので、入手がとても困難なために限定製作となりますことをご容赦ください。
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