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★スギ、ヒノキ家具のアイディア募集 京都府がWoodyコンテスト

前回のWoodyコンテストの木製家具部門最優秀賞「ごばんチェア」
同優秀賞「KUMIKO STOOL」

 京都府は、京都府内産のスギ、ヒノキの特性を生かした木造住宅や木製家具のアイディアを募集する第5回Woodyコンテストを今夏開催する。募集テーマは①木造住宅部門「古民家をリノベーションして、ホームオフィスのある環境に優しいエコな家」と、②木製家具部門「休息する『場』を創る椅子」で、募集期間は8月1日~31日。
 Woodyコンテストは、木材利用の推進を図るため、木材を暮らしの中で生かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓し、木造建築や木製家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高めることを目的に2017年から開催されている。
 2部門のうち木製家具部門の募集内容は次の通り。
 「休息する『場』を創る椅子」をテーマに、公共施設や商業施設など人の集まる大空間での、ひととき休息する場所を想定した作品を図面で提出する。
 作品は、強固な耐久性に加え、さまざまな人が使用できるバリアフリー機能、待ち合わせなどのランドマーク的要素、社会的な距離や使用者の生活速度も考慮。設置するだけで領域を規定する「場」を創ることができる強いアイデンティティーを持った柔らかで座り心地の良い椅子を京都府内産のスギ、ヒノキを使用して提案してほしいとしている。
 最優秀賞受賞作品は、主催者が製作し、イオンモール京都桂川で使用される。
 詳細は京都府ホームページ(http://www.pref.kyoto.jp/modelforest/news/woody5.html)
 問い合わせは京都府農林水産部森の保全推進課(電話075・414・5005、Eメール morinohozen@pref.kyoto.lg.jp)。
 ◆以下は前回のWoodyコンテストの木製家具部門入賞者と審査員長とのオンライン交流会の様子

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