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★オーダー家具のパーツ拡張 河淳、新作チェアも発売へ

10万通り以上の組み合わせが可能なバリタオーダーテーブル
1月に発売予定の新製品「バリタチェア」

 河淳(東京都中央区)は12月22日、オーダー家具「バリタオーダーテーブル」の天板と脚の新作パーツを23日に追加すると発表した。また、バリタシリーズから新製品「バリタチェア」を2021年1月16日に同社のライフスタイルショップ「KEYUCA」で発売することも明らかにした。
 同社によるとバリタオーダーテーブルは、天板や脚の材質や形状、塗装、カラーを自由に選択できる製品で、無垢の天板は全6種類をご用意、厚さは27㍉と40㍉。幅700~1900㍉と、奥行き700~900㍉はそれぞれ50㍉単位でオーダーできる。今回のパーツ追加により10万通り以上の組み合わせが可能になるという。
 たとえば小さな子供がいる家庭では「角を取って安全で温かみのある天板に、お絵かきしても問題ないセラウッド塗装仕上げ」、2人家族の場合は「コンパクトな天板サイズで、木目が美しく高級感のあるオーク材でカフェの雰囲気」など、それぞれのニーズやシーンに合わせて注文ができる。脚もバリエーションを追加、全10種類が用意されて用途や好みに合わせて細かなオーダーができるのが特長。
 新作のバリタチェアは、バリタワイドウィンザーチェア、バリタワイドプレートチェア、バリタスリーバーアームチェア、バリタスリーバーチェア(肘なし)の4タイプ。素材はバリタテーブルと同じオークナチュラルとウォルナットの2種。座面はいずれも布座で、カバーの取り外しが可能なことから模様替えやメンテナンスが簡単にできるなどの特長を持つ。
 同社では、環境にも人にも配慮した家具づくりの観点から大量生産ではなくオーダーメイド仕様にすることで資源を無駄にせず、一人ひとりの暮らしに寄り添い、環境にも配慮した家具づくりを進めているとしている。
 このため使用後の端材は捨てずに、鍋敷きやカッティングボード(まな板)、積み木などに加工し、ECOZAIブランドとして販売している。また椅子の張地の端材は、バッグやクッションカバーに有効活用しているという。
 製品に関する問い合わせはケユカ銀座店(電話03・5159・2191、https://www.keyuca.com)。

バリタオーダーテーブルの一例
バリタオーダーテーブルの一例
(左から)バリタワイドプレートチェア、バリタスリーバーチェア(肘なし)、バリタワイドウィンザーチェア、バリタスリーバーアームチェア

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