ニュース2020.08.28
カール・ハンセン&サン(東京都渋谷区)はこのほど、デンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセン(1914―1972)がデザインしたシェルフシステム「BM0253 shelving system」を復刻し、巨匠デザイナーの家具を集めた同社の名作コレクションに加えると発表した。
同社によると、今回復刻されたのは高い機能を備えた未発表のシェルフシステム。収納物や部屋に合わせて組み合わせやサイズを自在に調整できるのが最大の特徴。サイドボードや書棚として、ユーザーの必要に応じて拡張可能なこのシステムには、ボーエ・モーエンセンのデザインコンセプト「ビルディング・ファニチャー(構築できる家具)」の真髄を垣間見ることができるとしている。
シェルフを構成する棚とキャビネットは、丸棒状の金属製フレームバーで支えられ、扉付きのキャビネットとオープンな棚のコンビネーションがモジュールに軽快なリズムと透明感を与えている。
棚とキャビネットは、手作業で加工されたMDF板と無垢材で、素材はオイルまたはホワイトオイル仕上げのオーク材とウォルナット材のオイル仕上げ。家具職人としての一面も持つモーエンセンの木材への愛着を感じさせる逸品となっている。
MDF塗装の色は、1953年にモーエンセンがデザインした当時の図面に記したカラーパレットであるグレー、赤茶、ブルー、グリーンから選ぶことができる。
同社CEOのクヌッド・エリック・ハンセン氏は「シンプルなフォルム、優れた安定感、そして際立つ質の高さ、これがこのシェルフシステムの大きな特徴。熟慮されたデザインで、場所に制限されない多様な使い方が可能」とコメントしている。
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