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★マルホンとワイス・ワイスが資本提携 フェアウッドの総合提案を展開

 マルホン(静岡県浜松市、加藤拓社長)は5月1日、合法木材などフェアウッドの総合的な提案を図るためにワイス・ワイスと資本業務提携を結んだ。
 同社によると提携は「フェアウッドの利活用におけるリーディングカンパニー2社の協業により、サステナブルで付加価値の高い木質製品をインテリアにご活用いただくための総合的な提案を可能にすること」を目的としたもので、今後は、非住宅分野の売り上げ拡大を目指すという。
 同社はフローリングをはじめ、「触れる場所、見える場所での無垢材利用」にこだわり、デザイン性と実用性を兼ね備えた内装木質建材を取り揃えている。2006年にFSCおよびPEFCのCoC認証を取得、16年に独自のデューディリジェンス(DD)に基づく木材調達プロセスを導入した。
 ワイス・ワイス(東京都新宿区、加藤拓社長)は、09年に全ての木材のトレーサビリティの確認とフェアウッドの使用を柱とした「グリーンカンパニー宣言」を行い、国産材の利活用に特化した事業を展開してきた。17年にFSCのCoC認証を取得。ホテル、店舗、宿泊施設、オフィスなど非住宅分野へ向けた家具や什器の企画・設計・施工のほか、六本木の東京ミッドタウンで日常づかいの伝統工芸をテーマとした生活雑貨の販売も手掛けている。前社長の佐藤岳利氏は、最高執行責任者(COO)として全事業を統括している。

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