ニュース2019.09.18
シラカワは曲げ木の技術を駆使したダイニングチェア(S―BW225)をショールームで披露した。背板は1本の曲げ木を削り込み、後脚はゆるやかな曲線を描いている。軽やかなデザインと「ちょい肘」がポイント。板座はまるみをもたせ、わずかに弧を描いてフィットする。
合わせてスチール脚の耳付きテーブルを参考出品した。同社がスチール脚を使うのは初めて。
コンパクトなダイニング「CHARDIN(シャルダン)」は、コストを抑え、アッパーミドルクラスへの広がりを狙う。テーブルのサイズは幅1500奥行き850高さ700㍉。ハーフアームチェアの背には曲げ木を使い、シンプルなデザインにまとめている。チェアの価格は5万円台に抑えている。
激しさが増しているミドルクラス商戦だが、こうした商品の投入によって、アッパーミドル層への「飛騨の家具」の浸透を図る。
このほか、新色を加えて約70色になったファブリックも披露し、メーン会場やショールームで新しい張地の家具を披露した。
家具デザイナーである故岩倉榮利氏がデザインした「凛(りん)」は、生存中に商品化された最後の遺作となる。
ショールームでは、ダイニング、リビング、イージーチェアなどを展示した。見る角度によってさまざまな表情を見せる「凛」に座り、岩倉氏を惜しむ姿もあった。
★デンマーク社が北海道・旭川にソファ工場 来年夏の操業開始を予定
ニュース2025.07.09
★AIで空き室にインテリア配置 カグオク、不動産写真加工の新サービス
ニュース2025.07.08
★伊家具ブランド「Edra」旗艦店 リビングハウス、東京・南青山に開設
ニュース2025.07.06
【5月の家具貿易】輸出は前年比4・8%増加、輸入は10・4%の減少
ニュース2025.07.05
★朝日新聞社オフィスをリニューアル イトーキ“あえて通路を作らない”空間設計採用
ニュース2025.07.04
★スイスの国際デザイン賞を受賞 内田空間意匠工房「NAMI stool」
ニュース2025.07.02