ニュース2019.09.18
柏木工はメーン会場とショールームで、対照的なマーケットへのアプローチを展開した。
20歳代後半~40歳代の女性をターゲットにしたメーン会場は、人気の「LEI(レイ)」のダイニングチェアにパールブルーとパールピンクの新色を追加して展示するなど、同社にとって、これまでなかったテイストでコーディネートされた。
一方、ショールームではアッパーゾーンをターゲットに、価格差をつけながらダイニングのバリエーションを提案した。
多層のウレタンフォームを立体的に構成して座り心地にこだわったイージーチェアを2017年に発表した「DEW(デュー)」に待望のダイニングチェアが加わってシリーズ化された。
「食事の時間を豊かにくつろいで過ごしていただきたい」と商品開発室デザイン課の桂正彦課長が紹介したアームチェアの座り心地は、腰掛けた瞬間に革の座面と背が体にフィットして、削り込んだなめらか木部の手触りが心地よかった。
刀身をイメージしたダイニングチェア「SINOGI(しのぎ)」のミドルバックのカーブは、腰をサポートしながら背筋が伸びるような気持ち良い座り心地を演出する。
ほかにも「ELES(エレス)」シリーズに板座のチェアを追加し、オークのキャプテンチェア(セミアームチェア)で5万円台で提案した。同社のウィンザーの技術を駆使したパーソナルチェアも参考出品された。華やかなデザインと存在感が空間に彩りを添えていた。
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