ニュース2019.08.21
飛騨の家具フェスティバルでは、今年も盛りだくさんのイベントが用意され、国産材利用の促進に向けたメッセージを飛騨から発信する。国産材と飛騨の技術を活用した作品を募集するデザインコンテストは、今年で4回目を迎える。国産材利用を進めているメーカーが集まる国産材家具サミットは、他産地・メーカーが集まる画期的なイベントとして注目されている。ほかにも、飛騨の家具やクラフトがプレゼントとして用意されているスタンプラリーも行われる。
■デザインコンテスト
「第4回飛騨の家具アワード 家具デザインコンテスト」の審査発表・表彰式が9月4日午後、ミニシアターで開かれる。飛騨の家具フェスティバルを運営する飛騨木工連合会が、国産材を用いて飛騨の技術によって作る新しいデザインを公募・製品化を目指す。会場では審査発表に続き、最優秀賞、優秀賞、奨励賞受賞者による公開プレゼンテーションと表彰式が予定されている。
昨年は海外16カ国を含む248点の応募があり、最優秀賞には東北芸術工科大学の廣瀬雪氏の椅子作品「By」のほか、優秀賞・奨励賞5作品が選ばれた。
■国産材家具サミット
家具デザインコンテスト表彰式に続いて国産材利用に積極的に取り組む家具メーカーによる「国産材家具サミット」がミニシアターで催される。サミットでは▼広葉樹による「カリモクスタンダード」を世界で展開するカリモク家具▼北海道産広葉樹を使い深澤直人氏デザインで話題になったカンディハウス▼成形合板による圧密技術でデザイン性の高い製品を次々とリリースしている天童木工▼スギの柾目圧縮による美しいデザインで注目される飛騨産業▼全国に国産材の供給網を構築し、地域性豊かな製品を企画・開発しているワイス・ワイス―の5社の代表者が登場。ゲストには、特定非営利活動法人「森のなりわい研究所」代表理事で所長の伊藤栄一氏を迎え、資源・環境問題と国産材利用家具の現状と将来についてのトークセッションが予定されている。
■飛騨の家具勉強会
5日には飛騨の家具ブランドを解説した小冊子を使った「飛騨の家具勉強会」が開かれる。飛騨の家具の技術的な特徴である曲げ木や、家具の手入れ法などについて解説が予定されている。
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