自私寸評

2026年9月2日付 自私寸評

 森が失われた時、文明は滅びた―。環境考古学の先駆者・安田喜憲氏(国際日本文化研究センター名誉教授)が7月30日に亡くなった。安田氏は植物の花粉の化石を分析する環境考古学に生涯にわたって取り組んできた▼氏の著書「森と文明の物語」によると、花粉は硬い膜を持っているため土の中でも腐らず、それを分析することで過去の森の変遷や気候変動を知ることができるという▼古代メソポタミアやエジプト、ギリシャは文明の発…

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