ニュース2026.07.29
日本ベッド製造(東京都港区)は7月28日、創業100周年を記念したフラッグシップコレクションの木製ベッドフレーム「ウッドネスト」と、最高峰マットレス「シルキーレーヌ」を9月中旬に発売すると発表した。
同社によるとウッドネストは、隈研吾建築都市設計事務所(KKAA)がデザインを手がけ、シルキーレーヌも同事務所が表布地のモチーフを提案するなど、隈氏の建築的感性と、同社が100年にわたり培ってきた寝具づくりの技術が響き合う特別なコレクション。
ウッドネストは、日本の伝統的な建築技術・木組み構造をモチーフに角材を緻密に組み合わせた構造。脚部をマットレス直下から外側に配置し、フレームが宙に浮くような軽やかさが特徴。主材に国産ナラ材を使用。木目や色の経年変化を楽しめ、使い続けるほどに味わいを深めるという。
またマットレス・シルキーレーヌはKKAAが表地の柄を監修し、伝統的な竹細工の技法「やたら編み」のイメージをもとにオリジナル織地を起こした。表地にはシーアイランドコットン、中綿にはカシミヤと国産ウールを使用し、吸放湿性能に優れた高機能ウレタンと組み合わせ、支持層には同社シルキースプリングを用いて、厚さ27㌢に仕上げている。
クッション材に接着工程を用いず、職人の手により糸で締めるブラインドタフティングを採用。各クッション材が自由に動くことで詰め物本来の性能を最大限に引き出したとしている。
サイズと価格は、ウッドネストがS60万円、SD65万円、D70万円、Q75万円、K80万円。シルキーレーヌはS80万円、SD90万円、D100万円、Q110万円、K130万円(いずれも税別)。発売予定日は9月中旬。
身体を包み込む小さな建築
隈研吾氏のコメント 森の動物たちが小枝を集め、自身を守るための「巣」をつくる営みに着想を得た。拾い集めた枝を巧みに重ねて居場所をつくる動物の巣のように、無垢材のフレームを緻密な木組みで構成することで、身体を包み込む小さな建築のようなベッドフレームをデザインした。部材が集積することで強度が生まれ、同時に守られているような安心感をもたらす。単なる眠るための道具ではなく、森の中に身を置くようなプリミティブな体験を目指した。
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