ニュース2025.06.18
カンディハウス(旭川市永山)は6月25日から29日までの5日間、旭川ショップで「CondeHouse Style 2025」を開催する。「北海道の恵みである木を使用した優れたデザインと環境に配慮した製造技術により、お客さまひとりひとりに心地よい暮らし提案する」という。
新作は「国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)2024」でゴールドリーフ賞を受賞した「ハグ チェア」を製品化した「HUG(ハグ)」。名前の通り背を抱きながら座るなど、さまざまな姿勢にフィットして木の温もりを体で実感できる。
デザインをしたのは中国のシュ・ユコウ氏。同社は、その新しさと力強さに「世界へ発信できる」と直感し、極めて有機的な形を北海道産ニレ材で再現した。
受賞時にシュ氏は「手で触れて、触っていただくための椅子」と紹介し、審査委員長を務めた建築家の藤本壮介氏は「デジタルが広がり、世界規模でいろいろなことが起きる中で、リアルなものと、対面のコミュニケーションの大切さを実感できた。ハグチェアに座って、まさにリアルの素晴らしさを感じた」と評価した。
同社はほかにも、日本の伝統色として古くから親しまれている「消炭色(けしずみいろ)」をイメージし、北海道産ニレ材の質感が生きる、美しく深みのある色に仕上げた塗装色を一部アイテムに限定し発売する。「Keshizumi -select items-」として、空間を引き締める、洗練された美しさを表現した「消炭」の空間提案を行う。
川上元美氏がデザインした「クォード リビング」には、新アイテムが加わり、システムソファとしてさらに幅広い提案が可能になる。またドイツのホフマン カーライス デザインによるダイニングシリーズ「KARI(カリ)」にリビングモデルが追加される。
(写真提供:カンディハウス)
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