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★米著名画家ジョージア・オキーフにまつわる家具 ハーマンミラーがNYと東京で発表

ジョージア・オキーフとの交流から着想を得たチェアとテーブル
ジラード・スネークテーブル

 ハーマンミラージャパン(東京都千代田区)は5月13日、米国ニューメキシコ州のジョージア・オキーフ美術館との協力で誕生した家具「NEW Mexico Collection(ニューメキシコ・コレクション)」を5月19日にニューヨーク市で開催されるNYCxDESIGNフェスティバルに出展すると発表した。
 これにあわせて日本でも5月21日からハーマンミラーストア丸の内で製品展示と販売の受け付けを開始。またオンラインストアでは27日から限定販売を開始するとしている。
 同社によると展示されるのはイームズオフィスがデザインを手がけた「イームズ・ワイヤーチェア・ローベース」と、アレキサンダー・ジラード氏デザインの「ジラード・スネークテーブル」の2製品。
 20世紀の米国を代表する画家ジョージア・オキーフは、約40年間暮らしたニューメキシコでチャールズ&レイ・イームズ夫妻らと親交を深め、布張りが施された成型ファイバーグラスのシートにローワイヤーベースを組み合わせた特別仕様のチェアを贈られた。
 今回の新製品イームズ・ワイヤーチェア・ローベースは、オキーフが「最も小さくて最高の椅子」と呼んだそのモデルがインスピレーションとなって、ソフトホワイトのワイヤーフレームにファブリック「トゥーストライプ」を組み合わせた特別仕様のチェア。サイズは高さ622×幅565×奥行き584㍉。税込み価格は35万2000円。
 またジラード・スネークテーブルは、1950年代にアレキサンダー・ジラード氏がスケッチや試作を重ねたもので、今回初めてハーマンミラーにより製品化された。白のエナメル仕上げが施されたスチール天板にブラックのスネーク柄をプリントし、ベースにはスプレッドレッグ(ハの字に広がるアルミ脚)を採用している。サイズは高さ483×幅559×奥行き559㍉。税込み価格は19万8000円。
 ハーマンミラー・オンラインストアは5月中旬開設予定。

イームズ・ワイヤーチェア・ローベース

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