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★フランク・ロイド・ライトの名作照明をオマージュ 大塚家具が展示イベント

タリアセン・ポリゴン

 ヤマダデンキ大塚家具事業部(東京都江東区)は1月29日、建築家でデザイナーのフランク・ロイド・ライトが設計した名作照明「TALIESIN(タリアセン)」の復刻30周年を記念し、第一線で活躍するクリエイターたちによって再解釈されたオマージュ作品の展示販売を2月8日から新宿、大阪南港、有明の各ショールームで巡回開催すると発表した。
 同社によると、タリアセンはランプを覆う複数のブロックが上下方向の光を制御し、遮光板で反射することで間接光による心地よい明るさを生み出すフロア照明。
 今回、展示販売されるのは著名クリエイター4氏が独自の視点で再解釈した次の4作品(価格は税込み)。
 ◆タリアセン・ポリゴン=建築家・伊東豊雄氏が、タリアセンの持つ迫力や木の存在感を素材を変え現代的に表現することに挑戦した作品。3種の多面体の重層的な連なりにより光は軟らかく拡散され、心地よい空間を生み出す。高さ2028×幅462×奥行き482㍉。165万円。
 ◆タリアセン・ライト=建築家・永山祐子氏がオリジナルの要素を引き継ぎながら、素材を木から金属に変更。面の構成を線の構成へと再解釈することで現代の建築空間に調和する繊細で軽やかなデザインとなった。高さ2055×幅408㍉。121万円。
 ◆タリアセンJ=空間デザイナー・橋本夕紀夫氏による作品。会津桐と金沢箔という日本特有の素材を採用し、絹のような光沢と箔の品格ある輝きが、華やかさの中にも奥ゆかしさを添え、日本の美とライトの普遍的なエッセンスの調和を図った。高さ2038×幅408㍉。99万円。
 ◆GRV2917=デザインスタジオ・グルーヴィジョンズの作品。木を抽象化したタリアセンをグラフィックデザインの視点で再解釈。木漏れ日のような光と影が、枝葉を表した遮光板から広がり、その組み合わせ次第で多彩な表情を楽しめるデザイン。高さ2038×幅432×奥行き447㍉。44万円。
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 展示イベントの開催日程は、IDC OTSUKA新宿ショールームが2月8日~3月23日、大阪南港ショールーム4月5日~5月11日、有明ショールーム5月24日~6月29日。

タリアセン・ライト
タリアセンJ
GRV2917

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