ニュース2024.12.20
カンディハウス(北海道旭川市)は12月12日、北海道産広葉樹を使った製品の一部を2025年1月1日から値下げすると発表した。同社によると、値下げされるのは「カンディハウス・コレクション」の北海道産ニレ、センの対象製品と「セレクトファニチャーA+」の北海道産タモ、カバの対象樹種パーツ。
同社では森の育成や環境への配慮、地の利を生かした材料調達による他社との差別化を目的に、企業戦略として北海道産広葉樹の活用を推進してきた。
今年1月からは北海道産のニレ、セン、サクラの取り扱い樹種を増やし、主力製品を中心に市場の反応や木材会社との仕入れ状況の確認をしながら企業努力を重ねてきたという。
その結果、昨年70%だった道産材の使用率は今年11月までに80%に増加。樹種別の使用率は、道産ナラが42%→37%、道産タモ24%→24%、新樹種その他道産材5%→19%となり、輸入材は29%→20%に低下した。
80%まで高まった道産材の利用をナラやタモに偏らず、環境へ配慮したものづくりを維持し、新樹種の利用を推進するため。今回、ニレやセンを使った製品と、タモ、カバ材パーツの値下げを決定した。
値下げ幅は対象製品により異なるため、詳細は同社各店舗に問い合わせてほしいとしている。
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