ニュース2024.06.24
オフィスバスターズ(東京都中央区)はこのほど、今年5月度の中古オフィス家具指数をまとめた。それによると5月は、前月に比べ若干落ち着きつつも需要は継続しており、オフィスが稼働していない期間にレイアウト変更や入替実施を見込む企業が全国的に散見され、お盆休暇中を見越した需要が既に起こり始めているという。6月も変わらず引合いが多いため、引き続いて活発な動きになりそうだとしている。
同社によると5月のオフィス動向は、都内主要5区空室率が0・1%増加し、賃料も119円増加した。有効求人倍率は1・26倍と0・2ポイント減少。失業率は2・6%と横ばいだった。
このためオフィス需要は前月に比べてやや落ち着き始めている一方で、企業は人員採用拡大を継続しており、オフィスの立地改善などに前向きな状況にあるとみている。
同社製品の販売価格の動向は次の通り。
◇チェア=前月比434円減少したが、前年同月比は774円増加した。定価7~10万の価格帯のOAチェアが人気という。
◇デスク=前月比209円減少、前年同月比も1680円減少した。単価は下がったものの販売数量は好調で、チェアと合わせた購入者が多い。
◇書庫=前月比966円増加、前年同月比も5136円増加。形状を問わず需要が高い。
◇ロッカー=前月比2757円増加、前年同月比も2393円増加した。フリーアドレスデスクとセットは定番となっており、多人数用の人気が高い。
◇テーブル=前月比690円減少、前年同月比も112円減少したものの、前月と比較して大きな変動はない。
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