ニュース2024.06.17
東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市のコミュニティ復興を目的に生まれた石巻工房(宮城県石巻市)は6月12日、株式会社設立10周年にあたってカリモク家具と新たな業務提携を締結、独自ブランド「Maker Pack」商品を直販サイトで販売を開始したと発表した。
同社によると、当初はDIY可能なシンプルな家具などを作る公共工房としてスタートしたが、時間経過とともに職人の手による家具の価値や魅力が広く知られるようになり、製品を東北地方以外にも届けるため2014年に株式会社として登記、木工の伝統に根ざした高品質でモダンな家具作りを進めてきた。
業務提携により、カリモク家具の幅広い繋がりとリソースを活用しながらシンプルなデザインを高度な製造技術に適応させるとともに、製品の発送が容易なMaker Packによりカーボンフットプリント削減を目指すとしている。
詳細は同社直販サイト。
世界の人々に愛される石巻工房に
加藤洋カリモク家具副社長の話 シンプルで機能的な石巻工房のものづくりを通して、私たちカリモク家具は大切な自然資本である森林の健全性を回復し、森林整備の担い手である林業の持続可能性も高めていきたいと考えている。Maker Packと称されるフラットパック化は輸送時の環境負荷を低減するだけでなく、石巻工房の原点でもあるDIYの醍醐味もお届けし、世界の多くの人々に愛される石巻工房を目指して共にまい進したい。
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