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★家具の転倒防止対策で地震被害の違いを比較 白山工業、VR地震体験装置

体験の様子
体験者の視点

 地震観測装置などを製造する白山工業(東京都府中市)はこのほど、家具類の転倒防止対策による地震発生時の被害の違いを比較体験できる体験サービスの提供を開始したと発表した。
 同社によると、VRシステムを搭載した地震体験装置「地震ザブトン+SYNCVR」に新たに「家具固定モード」を追加し、家具類の転倒防止対策の有無による被害の比較体験が可能になった。
 本棚やテレビの転倒落下による被害はどのようなものか、どういう対策をとればよいのか、対策後の効果をわかりやすく伝え、震度だけでは計れない揺れの違いによる室内被害の差を学ぶことができるとしている。
 同社では、この装置を自治体や企業での防災訓練、防災イベントでの出張サービス利用、各種イベントでのレンタル、施設への常設を想定している。
 また同社極限環境ロボット研究所(東京都品川区)で毎週水曜日に装置の無料体験会を開催している。
 地震体験装置と体験会の詳細は「地震ザブトン+SYNCVR」WEBページ
 以下は地震体験装置の解説動画。

地震後の室内被害シミュレーション比較

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