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★春のギフト・ショー2月6日開幕 LIVING&DESIGNに家具産地からも出展

昨年秋のLIVING&DESIGN会場に設けられた「商店建築Lounge」(写真はビジネスガイド社提供)
国内外のメーカーが洗練された展示を行う(写真はビジネスガイド社提供)

 ビジネスガイド社は1月17日、2月6日に開幕する「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー 春2024」の会期直前記者発表会を行い、同時開催される「LIFE×DESIGN」「LIVING&DESIGN」の開催概要や見どころを紹介した。ギフト・ショーと併催展は、8日までの3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)東西の両展示棟で開催される。
 会議棟が工事中のため、セミナーは東7ホールと西2ホール(LIFE×DESIGN)、懇親会は東京ビッグサイト近くの東急ベイ有明ワシントンホテルで7日に開催される。「LIFE×DESIGN」は西1・2ホールとアトリウム、「LIVING&DESIGN」は西2ホールが会場となる。
 ギフト・ショーの総出展社数は2926社(海外325社)。内訳はギフト・ショー1619社(海外317社)。「LIFE×DESIGN」は764社(海外6社)、「LIVING&DESIGN」は28社(同2社)。
 社長の芳賀信享氏は、今回もハガキのほかに「招待状を60万通送付し、オペレーターによるVIPの来場促進、オンラインの『Gift Net』では情報を半年間掲載するなど全力でサポートしている」ことを強調した。「LIFE×DESIGN」や「LIVING&DESIGN」の出展社も「Gift Net」から検索できるようになっている。
 「LIFE×DESIGN」は、デザインとクラフト、日本のものづくり、リノベーションとライフスタイルを軸に今回で15回目を迎える。同社によると来場者層は、セレクトショップ、インテリアショップなど国内外からこだわりのショップのバイヤーが訪れ、特にミュージアムショップからの来場者が目立ってきているという。
 テーマは「アクティブライフを実現する、新しい暮らし方のデザイン」。日本の伝統とモダンをデザインするクラフト、クリエイターの展示コーナーなどが設けられ、サウナやグランピングの展示にも力を入れている。
 家具業界からは、福岡・大川家具工業会が、家具、小物、雑貨や地域材製品、地域材開発部会の新たなブランド「TOMORI」を出展する。
 プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がプロデュースする「LIVING&DESIGN」は、2022年9月に大阪から東京に会場を移し、ギフト・ショー併催展としては今回で4回目となる。芳賀社長は「洗練された会場構成で、新しいデザイン家具やインテリアの新製品との出会いの場を提供する」と紹介した。インテリアショップのほかに建築設計事務所、デベロッパー、工務店などコントラクト案件の商談に訪れているという。商空間のデザイン誌「商店建築」とのコラボレーションで、家具やインテリアメーカーなどの商品で構成される特別企画も催される。
 セミナーは、喜多氏の特別公演「明日をひらく 暮らしと家具デザイン」のほか、老舗家具工房ニカリのCEO、フィンランド大使館商務部上席商務官、スタジオプイストの創設者を招いた「フィンランドのサスティナブル建築~設計・施工・デザイン・運営を学ぶ」などが開催される。
 佐賀の諸富家具振興協同組合が出展するほか、インテリア雑貨のideacoが初出展。イタリアのTalenti outdoor livingがアウトドア家具を出展する。
 このほか「木材を使った家具のデザインコンペ2023」で300件以上の公募の中から選ばれた優秀作品が西2ホールの特設ブースで展示される。

※「Gift Net」はこちらから

東京都台東区のビジネスガイド社で行われた記者発表会であいさつする芳賀信享社長

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