ニュース2023.12.26
開催30周年を迎えるマレーシア国際家具見本市(MIFF)が3月1日、マレーシアの首都・クアラルンプールで開幕する。マレーシア国際貿易展示センター(MITEC)とクアラルンプール世界貿易センター(WTCKL)の2会場、約10万平方㍍の広大なスペースにホームユース、オフィス、コントラク向け家具などが集まり、4日まで展示される。
記念の節目に主催者のインフォーマ・マーケッツは、過去最大規模の650を超える出展社を集め、世界各国からのバイヤーの招致に力を入れており、140の国と地域から2万人の来場者を見込んでいる。マレーシアのほか中国、インドネシア、シンガポール、韓国、台湾、タイ、トルコ、ベトナムからも出展する。
日本からは昨年に続いてジャパンパビリオンが設けられ、パナソニック ハウジングソリューションズが開発したアブラヤシ廃材による「PALM LOOP」ボードを使用した製品などが出展される予定。
2023年のMIFFは673社の出展を迎え、受注額は12億1000万㌦を記録した。2万人近くが訪れ、そのうち26%が136カ国からの海外来場者だった。
MIFFゼネラル・マネジャーのケリー・リム氏は「サプライチェーンに大きな影響を与えたパンデミック後、MIFFへの関心はさらに高まっている。回復力を高め、将来性ある情報源として注目されており、2023年は多くのバイヤーが高額商品を購入した。特に海外からの来場者による圧倒的な手ごたえは、MIFFに集まる購買力を示している。私たちはMIFFに戻ってくる世界の来場者を迎える準備ができている」とコメントしている。
出展者ブースのコンセプトやデザインなどを表彰する「ファニチャーエクセレンス賞」、若手デザイナーが応募した作品を表彰する「ファニチャー・デザイン・コンペティション(FDC)」の表彰式も3日に予定されている。FDCは「Chair―Volution:Celebrating 30Years of Innovation and Design」をテーマに募集が行われた。日本のメーカーとのコラボレーションを望む若者も多く、成長著しい若手デザイナーの作品に触れる貴重な機会となるだろう。
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