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★床座のための家具発売 中川政七商店、カリモク家具と座椅子など共同開発

座椅子supported by karimokuと、盆ちゃぶ台supported by karimoku

 中川政七商店(奈良市)は6月28日、カリモク家具と共同開発した「座椅子supported by karimoku」と「盆ちゃぶ台supported by karimoku」を7月5日に発売すると発表した。
 同社によると、座椅子は背もたれのカーブに曲げ木の技術を用いて腰と背中を適度に支える快適な座り心地を実現。素材に国産の楢材を採用。耐久性のある塗装を施して、楢材ならではの風合いと美しさを保つ。
 また、盆ちゃぶ台はサイドテーブルサイズで、天板を取り外すと「お盆」としても使用できる。温かみのある栗材の風合いと、和洋どちらにも馴染むたたずまい、実用性を兼ね備えたデザインが特徴。座椅子、盆ちゃぶ台とも折りたたみ式でコンパクトに収納が可能。
 同社が今年3月に実施した暮らしに関するアンケート調査によると、リビングにソファーがあっても床に直接座ることがある人は65%を占めた。その理由について約半数が「落ち着く・リラックスできるから」と回答している。
 同社では、多くの時間を畳の上で過ごしてきた日本人には床から得られる安息や、くつろぎの感覚があるのではないかと見て今回の製品開発に取り組んだ。「床を感じ、自然とつながるような床座がかなえる新たなくつろぎ」を提案するとしている。
 またカリモク家具は「折りたたみの座椅子は初めて挑戦だったが、木材の使い方や構造に今までのノウハウを生かし、長く使ってもらえるように工夫した」とコメントしている。
 新製品は黒とナチュラルの2色。価格は座椅子が7万7000円、盆ちゃぶ台は3万8500円。7月5日から中川政七商店オンラインショップならびに同社奈良本店、渋谷店で常設販売されるほか、阪神梅田本店、二子玉川ライズ店で8月1日までの期間限定販売が予定されている。

■中川政七商店がしつらえたホテル宿泊プランも

 中川政七商店では、新製品の座椅子や盆ちゃぶ台などを客室にしつらえたホテルの宿泊プランを紹介している。興福寺五重塔を望むライフスタイルホテル・MIROKU奈良で7月12日スタートする「中川政七商店がしつらえた宿泊プラン」で、1日1部屋限定で予約を受け付けている。詳細はMIROKU奈良公式予約サイト

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