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★張り地とフレームが一体化したオフィスチェア 米スチールケースが日本国内発売

Steelcas Karmanチェア
最小限の資源・部品の採用で持続可能なシステムと軽量化を実現

 オフィス家具メーカーのスチールケース社(米国ミシガン州)は、メッシュの張り地とフレームが一体化した「Steelcase Karman(スチールケース・カーマン)」チェアを6月29日から同社の日本公式オンラインショップと販売代理店を通じて発売すると発表した。
 日本スチールケース(東京都港区)によると新製品は、メカ装置の代わりに張地と、しなやかに屈曲するフレームがシステムとして一体化しながら動き、大腿部や背中への圧迫を軽減するという。必要最小限の部品で設計され重量13㌔㌘の軽量化を実現。軽快なデザイン性とシンプルな操作性、軽量化によりオフィスのほか、ホームオフィスにも適した高機能チェアとしている。
 張地は、同社特許のシュリンクス・テクノロジーで開発された高機能テキスタイルで、バネのように跳ね返る弾力性と安定性を備え、体重を座面と背もたれに均等に分散させるほか、3通りの織り方により、光沢感や透明感など見る角度で色が微妙に変化する風合いが特徴。
 またサステナブル素材と最小限の資源・部品の採用でリサイクル可能率85%、リサイクル材使用率25%の持続可能なシステムと軽量化を実現したという。
 機能面では①ライブバック・テクノロジーにより体重を分散させながら背骨の自然な形と動きに追随②一つのダイアルでリクライニング反力を調節するコンフォートダイアル③上下、左右、前後に角度調節が可能な4Dアーム―などを備えている。
 サイズは、高さ997~1124㍉、幅569~880㍉、奥行き534~601㍉、座面高407~534㍉。重量13㌔㌘。税込み価格は、18万4980円(ベーシックモデル)~22万9980円(プレミアムモデル)。販売はスチールケース日本公式オンラインストアと、販売代理店(内田洋行、くろがね工作所、ワークプレイスソリューションズ)の各社。新製品は日本スチールケースのショールーム(東京都港区南麻布5―2―32、興和広尾ビル4階)に展示。訪問は事前予約が必要。問い合わせはメール concierge.japan@steelcase.com
 製品の詳細は同社サイト。以下は解説動画。

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